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タイ旅行記P7

第1の村


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 今日の宿であるが、村の普通の民家にお邪魔する。村のリーダーの家らしい。
この村はアカ族の村で、屋根の上にある飾りはアカ族の印らしい。

 電気は一応小さなメ[ラーシステムがあり、テレビも置いてあった。
もちろんホットシャワーはないが、ガイドのホーミーは「ナイスシャワーがあるよ」と言って小屋を指差す。

 小屋に入ってみると、トイレとシャワーがあるだけ。
トイレと言ってもタイ式のもので、和式便器の金隠しが無い状態のもの。
俺はトレッキング中は日本でもシャワーを浴びたりしないし、水シャワーに不満は無いがどこが「ナイスシャワー」なのか良く分からなかった、この時点では。

 翌日以降の村でこのコメントを理解することになる。

 翌日以降の村でもそうだったんだけど、村に着くと「お疲れさま!」って感じで水を出してくれる。
この水がほんの少し濁ってたりする。

 初日のこの日、俺は迷った。飲むべきか、飲まざるべきか。
しかし、笑顔で差し出された水を誰が断れるだろうか。
 飲んだ、うまかった。腹をこわすこともなかった。

 この日は暖かいお茶が出てきたと思ったら、ャタム(青パパイヤのスパイシーなサラダ)・生野菜・豚肉なんかも出てきて、さらに村で作っているお酒も出してくれた。

 酒は焼酎に似た味で米から作った蒸留酒らしい。
ホーミーはお茶で割って飲んでるけど、俺にはストレートで勧めてくる。
俺は酒はストレートで飲む主義なので丁度よい。

 酒をいい気分で飲んでるとホーミーが魚篭みたいなものを差し出して見てみろと言う。
中を見たところコオロギが入っている。日本のコオロギよりちょっと大きい。
 そして、これは後で食べるんだと。
 
 これから男の子がコオロギを取りに行くから一緒に行くか、と聞かれたから一緒に行くことにする。
巣穴を見つけ、鍬で掘り進みコオロギを見つけると割り箸みたいなもので巣穴を突付いてコオロギを引きずり出す。
俺も見よう見まねでやってみると2匹ゲット。

 取れたコオロギを持ち帰り、家のお母さんにから揚げにしてもらう。
若干姿形に抵抗はあったが、口に放り込んでみる。

 ん、ウマイ。川えびのから揚げ気分である。
酒も進み、コオロギと酒を交互に口に運ぶ。

 *写真も撮ってきたが、気分を害される方がおられると思われるのでここではアップしません。

 子供が子犬を連れて近寄ってきた。
動物は大好きだが、子供は苦手である。
が、しかしなぜか日本でも子供は俺に寄ってくる。

 上の写真の子供にはちょっと垂オ訳ないことをした。
俺が子犬と遊んでいると子犬が俺のおやつに出してくれた野菜を食べようとしていた。
その場にいた大人たちは一斉にこの子供を怒った。

 村のメインストリート(?)では村中の男の子が集まってサッカーをしていた。
一緒にやろう、と声がかかるが俺は高校の体育の授業以来サッカーはやったことがない。

 しかし、子供たちの誘いを断りきれず参戦。
酒を飲んで酔っ払いながらボールを追いかける。
なぜか子供たちからはベッカムと呼ばれる。

 サッカーを終えて、村を散策して家に戻るとホーミーが夕食を作っていた。
もちろんガスコンロなんてないので、薪を使って料理をする。

 出来上がった料理はトレッキングとは思えないくらい豪華だ。
豚肉の素揚げ・玉子と野菜の炒め物・バンブーシュートのスープ・ライス。

 俺はバンブーシュートが気に入り、このトレッキング中よく食べた。
ホーミーも「君はこれが好きだな〜」ってな具合でほぼ毎夕食出してくれた。


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