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タイ旅行記P21

帰れないかも!?


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10月24日

 旅18日目、もうほぼ俺の中の気分としては旅は終わりな気分。

 しかし、格安航空券の宿命であるリコンファームがまだできていないのである。

 通常、フライトの72時間前までに航空会社に連絡しなければいけないのだけど、週末とタイの祝日が重なり帰国便のビーマンバングラディッシュのオフィスが休み。
メッセージに流れる空港のカウンターに掛けてもやはり出ない。

少々焦るが、ま、それも旅である。

この日すでにフライトの72時間前を切っていた。
午前中にビーマンのオフィスに電話するとあっさりリコンファームOKだった。
チェンラーイのJトラベルのSomさんにはここでもまたお世話になった。

本当に親切で頼りになる旅行会社(Somさんの人柄かな)である、ありがとうございます。

 無事、リコンファームを済ませて、宿に戻り荷造りをする。
今日の夜行バスでバンコクに戻る嵐閧ネのだ。

 チェックアウトをして、そのまま夜までバックパックを宿で預かってもらう。
特にしたいことや見たいものもなかったので、ぶらぶら町を歩いていると市場を発見。
中に入ってみるがお昼時なので人が少ないのか、あまり賑わっているようには見えない。

 昔実家の近くにあった市場にとても似ていて懐かしかった。
あの市場もスーパーマーケットに建替えられ、そのあとまた違う施設に変わってしまった。
その後、実家が引っ越したのでどうなったか知らないが、軽い寂しさを覚える。

ランチにチェンマイ名物のカオ・メ[イという麺を食べる。
ビルマから伝わった料理で、カレー味のスープに麺を入れて、揚げ麺をのせたもの。
カレー味のスープはそんなに辛くなくてマイルド、美味しい。

 一緒に頼んだスイカシェイクが程よい甘さで美味しかった。

のんびり散歩をしていたら、雨が降ってきたので仕方なく側にあったスターバックスに入った。

 俺はチェーン店やフランチャイズ店が好きではなく、ファーストフードも好きではないので、スターバックスには今まで一度しか入ったことはない、生涯2度目のスタバである。
それ以外にスターバックスが好きでない理由もあるが…

 紅茶を頼むと、お湯にティーパックが入ったマグカップを渡され、これで65バーツだと言う。
驚いた、俺がこのタイ旅行中食べていた食事はだいたい一食20〜30バーツである。
ここを選択したのは自分である、二度とスターバックスには入るまい。

 夜のバスまでまだ時間があるのでここで日記を書く。
ターペー門のすぐ横にあって、3階からの眺めは悪くなかった。
チェンマイの街の向こうにある山に太陽が消えていく。

 完全に日が落ちて、バスの時間も近づきつつあるので移動する。
バスステーションは街の中心からは離れているが、やっぱり徒歩で移動する。

 この日もビーサンでバックパックを背負ったので、足元がふらつく。
足首を痛めないように気をつけながら歩く。

 タクシーやトゥクトゥクのドライバーが近づいて来るが、すべて拒否して歩き続ける。

 バスステーションでチケットを引換え、近くの食堂で夕食をとりながらビールの飲む。
いよいよここからバンコクに戻るとこの旅も終わりである。

 長かったような、短かったような。
 いろんなことをしたような、しなかったような。
 いろんなものを見たような、見なかったような。

 そんな感慨に耽りながら、ビールを傾ける。

ここまでの節約を生かして、バンコクまではVIPバスである。
名前が良い、何せ「VIP」である。
短パン+Tシャツ+ビーサンだけど「VIP」である。

二階建てのバスでシートは2列+1列、俺の席は1列の方。
もちろんトイレは付いているし、テレビもついているし、飲み物まで付いている。

 ブランケットをもらい、シートを倒して眠りに付く。
社内は寒いと聞いていたがさほどでもなかったし、シートはかなり深く倒れるので快適。
 
 時速何キロ出ているのか分からないが、バスが俺を旅の終わりへと運んでいく。


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