Acoustic Soul by india.arie
You must take the good with the bad, and you might hit the wall.
Sometimes you'll fly and sometimes you'll fall
There ain't no way to avoid the pain.
清濁あわせ飲み込まないと、壁にぶち当たるかもしれないわね。
時に飛ぶこともあれば、落ちることもある。
だって痛みを避けることなんてできないんだもの。
From Back To The Middle
| 01. Intro | 02. Video |
| 03. Promises | 04. Brown Skin |
| 05. Strength,Courage & Wisdom | 06. Nature |
| 07. Back To The Middle | 08. Ready For Love |
| 09. Interlude | 10. Always In My Head |
| 11. I See God In You | 12. Simple |
| 13. Part Of My Life | 14. Beautiful |
| 15. Outro | 16. Wonderful |
| 17. Butterfly |
インディア・アリーというシンガーです。
2001年のデビューアルバム。モータウンから。
この時のモータウンの社長(今もどうかは分かりません)に気に入られて契約。
この社長サンはディアンジェロやエリカ・バドゥを発掘した人でもある、というのを聞いて納得。
でも彼女のサウンドはアルバムタイトルにもあるようにアコースティックギターをつかった、シンプルな感じで、エリカやディアンジェロのような陶酔感のあるのとはちょっと違う。
でもなんとなく共通するところがある気はするね。芸術性と言うか、臭いが。(香りではないのよ、臭いよ)
私は彼女みたいなアコースティックなsoulmusicって大好き。
今時のコンピューターでオケを作って、いろんな音が重なり合ってるのより、そういうシンプルなのがいい。
たぶんライブとかでもターンテーブル一つに歌手、っていうのでは面白味がない、っていうのと一緒かな。
やっぱりバンドが生で演奏してるのを見てる方が気分も乗ってくるし。
イントロで彼女が次々と名を挙げているミュージシャンが好きというのも(soulやJazzの偉人たちばかり)頷ける。
自分らしく、飾らない、というのが彼女の音からも伝わってきます。
そして声もいいです。低い声も素晴らしい(どうやら私は女性の低音に弱いらしい)。
好きな曲はたくさんあるのだけど、やっぱりアコースティックさを強調した曲(2のVideoや3のPromises、7のBack To・・・など)が好き。
特にこのBack Toはまるでオムニバスの映画を見ているようなストーリーがつまった素晴らしい曲。
父親のいない家庭で育った黒人男性。
兄さんは母親を守ることに臆病で、だから彼が男らしくならなければいけない、とかね。
なんだかとっても胸にせまってくるのですよ。
彼女の詞はこういういろんな人々の思いを代弁していると言うか、深く人の心を探り、励ましたり、どうすべきかを問いかけるようなのが多く、
サウンドだけでなく、詞もじっくり読んでほしいですね。
Videoはシングル曲で、見た目を着飾るんじゃなくて、そのままの自分の方が美しい、っていってるのね。
ちなみにどうしてビデオかというと、「ビデオに出てくるような女の子じゃないし、スーパーモデルなんかでもない」っていってるから。
つまりパーフェクトじゃないけど、それでも私は私、それでも私は私にとって女王なのよ、と。
彼女、昔はジュエリー作りをしたりもしていたと言うだけあって、センスは抜群。
アルバムのジャケットも美しいですねー。
いわゆるショー的な今のシンガーたちが着飾るのとは違う、自分の好きなもの、似合うものを知っていて、素敵。
でも、Videoというタイトルより、もっと内容に適した名前のほうがよかったのでは?と私は思うのだけど・・・。
曲に戻ると、彼女、美しくじっくりと聞かせてくれる曲もこれまたいいです。
Ready For Loveなんてとっても芸術的。
そしてBeautifulのコーラスはうっとりするくらい、まさに「美しい」曲。
12のSimpleはちょっと違った感じのサウンドで、エッジを効かせてますね。
「すごくシンプル、簡単なことよ。あなたを愛してるの。それ以外に言うことがある?」とね。
そして16のWonderfulはブックレットによるとボーナストラックということですが、
Stevie Wonder Dedicationといっているように、彼に捧げた曲。
詞にはスティーヴィーの曲のタイトルを散りばめて、素晴らしい曲に仕上げています。
これはなんともご機嫌な1曲。
「あなたはいつも私のヒーローだった」と。
17のButterflyは多分邦盤のみのボーナストラックだと思います。
「バタフライになりたかったら、繭から出て、バタフライにならなきゃ」という曲。
ちなみにイントロ、インタールード、アウトロもこのままちゃんとした1曲を作ってほしい、というくらい完成度の高いものです。
ブラックミュージックはどうも・・・って人にもぜひ聞いてほしいアーティスト。
2枚目のアルバムも出ています。ハナダもこれ、ほしいんですけどね。まだ手にしてません。
Official Site(English)
http://www.indiaarie.com/
アルバム紹介ページ(日本語)
http://www.beats21.com/ar/A01051718.html
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