Behind The Eyes by Amy Grant
Let me tell you ‘bout a kid I knew. A pudgy girl back in school.
She had greasy hair and geeky glasses. The object of ridicule.
The other day in the check out line they were ringing up my rice and beans.
There she was just a pretty little face on the cover of a magazine…
…I say life is a curious thing, yea. You see life, ooh life….is a curious thing.
あたしの知ってる子についてちょっと話させて。 学校にいたずんぐりした子なんだけど。
べたべたしてそうな髪に変な眼鏡。 みんなの嘲笑の的だった。
ある日、レジで私のライスやビーンズの会計をしてたらさ
びっくり、彼女の小さなかわいい顔が雑誌のカバーを飾ってたってわけよ。
・・・だから、人生って不思議なものよね。ほんとに。わかるでしょ、人生ってさ、奇妙なもんよね。
From Curious Thing
| 01. Nobody Home | 02. I Will Be Your Friend |
| 03. Like I Love You | 04. Takes A Little Time |
| 05. Cry A River | 06. Turn This World Around |
| 07. Curious Thing | 08. Every Road |
| 09. Leave It All Behind | 10. Missing You |
| 11. The Feeling I Had | 12. Somewhere Down The Road |
1997年リリースのアルバムでございます。エイミー・グラント。
知らない人の方が多いんじゃないかなあ。
彼女はいわゆるクリスチャン・シンガーです。こっちはそういうのがあるんだよね。
曲はポップだけど、詞はそういうもの、という。
でもAmyのアルバムは4枚くらい聴いたけど(うち一つはクリスマスアルバム)特に「神!」というのを感じるわけでもないのよね。
確かに「信念」とかそういうのや「助け合う」みたいなことはいってるけど。
彼女は1960年生まれとのこと。
ティーンエイジの時にギターを手にして、歌い始め、曲を作り、
レコーディングスタジオの雑用のバイトかなんかをしてる時に見出され、17歳で契約。
もう25年のキャリアなんだとか。
一時期はクリスチャン・シンガーのアイドルのように扱われていたようだけど、今はそんな事を言う必要もないのではないでしょうか。
1度離婚をしていますが、再婚(カントリーシンガーのVince Gillと)をして今はたしか3児の母であります。
ブッシュ・ファミリーとも仲がいいとかいうのはちょっときになるところだが・・・。
私はその前のアルバム2枚(Heart In MotionとHouse Of Love)も持ってたんだけど。
そっちはもっとポップスという感じだった。悪くないけど、ちょっとポップ過ぎないか?という。
でも歌詞もいいし、歌もうまいし、ポップスというよりもフォーキーな感じで気に入って、このアルバムも購入したのです。
とはいうものの、日本盤ではないので、詞の訳も自己流でやっちゃってるけど・・・。かなり意訳ではあります。
ちなみに彼女がクリスチャン・シンガーであることはかなりあとになるまで知りませんでした。
このアルバムはもっとこう落ち着いた感じで、全体的にすごくまとまりがあって、前回よりずーっとグレードアップしたな、と思った。
でも、今までとはちょっと違った感じのアルバムだから「ダークサイド・オブ・エイミー」とか言われて、ちょうど離婚をしたころとも重なっていたから、いろいろ言われたらしい。
もう何度も聴いているので、どの曲も愛着もあって好きなのですが、
特にアコースティック・ギター中心に盛り上がる、トップにも紹介した7のCurious Thingが好き。
ここに取り上げたのは曲中にあるストーリーの一つなんだけどね。
他には運のない、お金もない、家もない、疲れた笑顔の男性が、そのうち映画俳優として億万長者になった、というのや、
学位を趣味で取ったような秀才、ある日昔付き合ってた人がいきなり現れると「この子はあんたの息子よ」といって去っていく。
で、その秀才、どうしていいかわからず、奔走してたり。
そういうのぜーんぶ含めて「人生って不思議よね」といってるのね。
詞もいいけど、またサウンドがぴったりで、たたみかけるようなアコースティックギターのサウンドがよい。
同じ系統としては9のLeave It・・・も好き。
こっちはもっと落ち着いた感じだけど。
「すべてをとりあえず置いといて、気持ちをリフレッシュしない?」みたいな曲。
これもギターサウンドがいいんだなあ。
あと、魅力はやはりシンプルな曲。
まったく飾りのない感じの、歌真っ直ぐ勝負!な曲たち。
けして声を張り上げるわけでもなく、静かに淡々と歌っているんだけど、これが胸に響きます。
切ないんだなあ。
5のCry A Riverや10のMissing You。これもいい曲。
「あなたを恋しく想うことがいまや生活の一部となっている」という、
でもそこは大人の女エイミーですから、変にめそめそした感じがないのね。
続く11 The Feeling・・・もいい。
「いろんな話やうわさにちょっと疲れただけ」とか「希望という名の糸で夢を縫いあわせるのにも疲れた」
「言葉はチープで時に残酷で、巷で耳にすることのほとんどは真実ではないし・・・」
というなんだかくらーい詞なんですが、でも好きなんだなあ。
そして最後を飾るのがSomewhere・・・これもまたいい詞なのよ。
泣き続ける人に、エイミーはこう優しく語りかけます。
「何で、どうして?こんな風になってしまうの?どうして?どうして?・・・私にいえることはね、この道のどこかにその答えがある。まだ見えないけど、きっとこの道の終わりに答えがあるよ」
と。
だから「学ぶことに終わりはないんだ」と言っているんですね。
ちょっと説教クサイ気もしないでもないが、
私はこの「Why, why, why…Does it go this way…」というところがなんとも切なくて好きなのですよ。
みんなも何度もそう思ったことがあるでしょう?
「何でこうなっちゃうの」って。絶望感に浸っちゃうようなことが。
これを聴いた時、それがまさにここにあらわれているように思えたの。
で、最後に。いっちばん最初に戻りましょう。
Nobody Home。
いかにもアメリカな曲です。詞が。
今ではゴーストタウンと化した街を歌っているんですね。
なんか、寂しいような、歴史を垣間見るような、
アメリカの繁栄と没落(というとなんか違うんだけど、古き良きアメリカの喪失というのかな?)
を小さな街に見ているような、不思議な気持ちにさせる曲なのであります。
And now there’s no one left…Who knows the truth in what you say
・・・そして誰もいなくなった。真実を知る人は誰もいない・・・。
いかがでしたでしょうか。エイミー・グラント。
ちょっと大人のポップスが聴きたい、という人に、おすすめです。
Amy Official Site (English)
http://www.amygrant.com/
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