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トロント通信170号

Toronto News Letter


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Vol.170 15th Oct.2004 映画『Ladder 49』と邦画『バトル・ロワイヤル』

今日も曇り。いやーな感じの暗さです。
14度までしか上がらないとか。週末はなんと10度だってさ。
いよいよ冬到来?


さて、先週末、久しぶりに映画館へ足を運びました。
みたのは『Ladder 49』。
ホアキン・フェニックス(彼の名前、英語では本当はどう発音するのか、いまだに分からず)
主演の消防士のドラマ。共演はジョン・トラボルタ。

ちょっと前に消防士ものの映画といえばこれ、『バックドラフト』を見たけども、
バックは、どっちかというとサスペンスよりな感じでもあるし、兄弟の物語だったけど、
こっちは純粋なドラマです。ホアキンと消防士の仲間、そして家族とのドラマ、ね。

アメリカテロ事件で消防士がヒーローになったから、そういう意味もあって、
こういう映画が作られたんでしょ?と思ってしまうけれど、
私はこれを単純に彼らの勇敢さをたたえる映画として、「すごいね、いい映画だったね」という感想よりも、
ホアキンと奥さんの関係からちょっと考えさせられました。

一応私も結婚しているわけで、デイブはIT関係の仕事、消防士と比べれば、 日々危険にさらされているわけではない。
でも、いつどこで何があるかなんて分からない毎日。

この映画の中で、奥さんが、ホアキンの仲間が仕事中に亡くなったり、
大けがをおうのを体験するんだけど、そこでホアキンにこういうのね。
「良く眠れないの。赤い車(消防署の人が消防士に何かあった時、家族にそれを連絡しにやってくるときに使う車らしい)
が来て、あなたが二度と戻ってこない悪夢ばかり見て、怖くてたまらない」と。

それで私ももし、デイブに何かあったら、って思っちゃったのね。
遠距離のころの気持ちはすっかりなくなって、いつも一緒にいるのが当たり前になっている最近。
でもそれが当たり前にならなくなる日が来るというその現実を、
この映画で突きつけられた、そんな感じ。

前から、そういう事を考えたことは何度かあったけれど、
実際にそういうことが起こったら、私はどうするのか、何ができるのか、
そして乗り越えられるのか、って思った。

・・結論はでないけれども、この映画から、私が一番思ったのがそういうことでした。

話をかえて・・・ジョン・トラボルタ、なんかちょっといかにもな演技ですね。
でもホアキンはよかった。「Village」とはまた違った感じで、彼、いいですね。

消防士の仲間の一人に「ターミネーター2」で悪役をしていた人(名前忘れました)
がでていました。なんか、たたき上げの屈強な男、というか、人生の苦さを知った男、という感じでした。

それから奥さん役のジャシンダ・バレットだったかな? 彼女、きれいですね。
調べてみたらオーストラリア生まれのモデル出身ときいて、納得。

映画はホアキンが独身、結婚、2児の父になるけっこう長い年月を描いてるんですが、
もうすこし二人に年の重ねが見えたらよかったかな、という気がします。

所々に微笑ましいジョークや仲間たちとの楽しい日々のシーンがあって、和みます。
いいドラマなので、ぜひ。

Ladder 49 Official Site (English)

奥さん役の女優さんの顔がここで見れます。きれいです。

瞼の痙攣に悩まされる私。
で、きゅうりをこうするといいと聞いてやってみました。
なぜかデイブもやる。その笑える写真。
photo

それから、日系ストアでビデオを借りてみました。『バトル・ロワイヤル』です。

ハナダは昔、原作の小説を読んで、それ映画もみました。
それを何度かデイブに話したことがあって、デイブも見たいと。
でもこれは英語字幕も何もなし。なのでいちいち訳すので、けっこう疲れました。
でもまあ、見て驚くシーンがいっぱいだからね、これは。

公開時はけっこう話題になったよね。子供に見せるべきか、みたいな。
でも見せればいいと思う。
これを見て、「かっこいいな、俺も同じことしよう」なんて思うのはほんとに稀な子だけ。

もちろんこういう作品だから、ネガティブにとれるところがいっぱいあるけれどね。
ビートたけしが「キタノ」という先生役で出てるけれど、彼の存在が大きいね。
彼は前は生徒達にばかにされて、なさけない先生って感じだったのが、
殺し合い計画の指導者みたいになって、今度は自分が生徒をいじめる立場になるわけだけど、
でも結局は、彼にとって、何かが変ったのかな?って。

私はその大人のやるせなさというか、寂しさっていうのもすごく感じたんだけど。

主演の男の子(名前なんだっけ?)好きじゃないんです。藤原何とかって子だ。
彼みたいな子が受けているのがよくわからん。

助けられる女の子も、なんだろうなあ。私は卑怯な気がしたけど。
だってさ、他のこたちは自分が殺されるかもしれない、そのためには自分が人を殺さなくてはいけない、
ということに直面して、立ち向かってるのに(大体はひとりで)
彼女はなんとなく、男の子たちにおまかせ、って感じだもんね。
ま、もてないもののひがみ、かな?

昔見た時はもっと、いろんなシーンがあったような気がしたんだけどなあ。
でもたぶん小説の内容とごっちゃになっちゃってるのかも。もうかなり前に見たし。
今になっては小説とどう違うか、も覚えてないし。

これを監督した深作監督、お亡くなりになりましたが、監督してた時70歳とかそのくらいだったとか。
それでこんな若い子達を使って映画を作ってるなんてすごいね。
タランティーノもこれ、好きみたいね。
だから栗山千秋ちゃん(だったっけ?)をKill Billで使ったんだろうねー。

これは見る人によって、けっこういろんな意見が聞けそうでおもしろいかも。
見たって人はぜひ感想とか教えてください。

作品についてのページ。舞台挨拶の様子なんかも。


今週末はToronto Japanese Short Film Festivalというのを見に行きます。
短編映画をこうしてみるのは初めて。楽しみです。

最近日系ストアにいっては
お菓子いりのチョロQを買ってくるデイブ。
3つも集まりました。
photo


photo そしてこうやって遊んでるわけです。
嬉しそうですねー。まったく子供だよ。



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