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vol.21

vol.21
4月10日木曜日AM11:20
大阪市内のとあるホテルのロビー集合
崎山がこない AM11:30
前の日に飲みすぎた三輪は大きなそふぁーを占領している。 AM11:35
チェックアウトの後ろ姿がすがすがしいのは田村。 AM11:40
新聞を広げてスミズミまで目を通す草野。 AM11:50

前日、前々日と大阪厚生年金会館でのLiveを終えた
スピッツは今日は東京への戻り日。しかーし、大阪
ではもう1ステージ残っている。そうです、前号でみ
なさんによそうしていただいたあのレース。なにわを
舞台にこれからくり広げられる男の勝負!

第1回
スピッツラジコンカー
グランプリ’97


崎ちゃーん おいてくよぉー



まずは選手にコンディションを語ってもらいました。

@シャドウに乗ってます坂口です。無事故・無違反でがんばります。まぐれなら3着。トラブらなければ1位は梅木でビリはオレ。

Aあのブルー三輪です。うさぎよりかめ。がんばります。優勝はオレ。ビリは梅木。

Bミニクーパー赤です。田村達のと違って前輪がまわるのよ。だからクルってねスピンしやすい。わざとスピンさせて、それをうまく使えば高成績が期待できるんじゃないでしょうか。俺と崎山がぶっちぎり。ミニクーパー時代到来。テツヤがみんなを混乱させてその間にチャンピオンをとるかも・・・。

Cミニクーパーグリーン・ティに乗ってます崎山です。よそうで駆動系が弱いって書いてあったけどそれを克服してバッチリのマシーンにしてるんでそのへんわかって欲しいね。ハンドリングでごちゃごちゃしなければいけるんじゃないかな。俺が1位でビリはみんなでガツガツやりあってくれればいーんだけど。

Dタムラッチです。広島のホテルでボディを塗ってたらホテルの人に文句を言われて急いだら失敗して急遽改造してます。今チョット練習走行中にギアがはずれたので(オイオイ、ダイジョーブ?)ぶっつけ本番になりそうです。

Eコバルト・ビッチ・ジョセフ号です。あっ名前変えます。今日からコバルト・ビッチ・ジョセフU・S・O。ぶつかったら二度と走らないのが特徴です。右と左がさかさまになるとわからなくなって逆行するけどがんばるぞー。1位はオレでビリはマネージャーの坂口くん。ハハハ。
PM2:30 最後の調整です。レース場のマネージャー(といってもラジコン屋さんのお兄ちゃんって感じだけど)が、手動のスタートランプに電源を入れてくれました。梅木のコバルト・ビッチ・ジョセフ号は現在ボディをはずした状態でエンジンとタイヤのみで走行中。カーブを曲がりきるとこでぶつかったら枠のすき間にはさまってぬけられなくなるというのが判明。これもF1の運命か・・・。草野はすでに調整も終わってキャラメルコーンを食べている。BGMはテツヤ持参のテクノ。テクノにあわせて踊っているキャラメルボーイ。タムラッチも仕上げが終わったのか無口になってスタートをまっている様子。崎山と田村は組み立ての時間が長かったから、なんだかんだいって一番マイペースで練習したのは三輪じゃないだろうか。それにしてもシャドウのボディにムラがあるのが少し気になるよ坂口くん。

PM3:30 いよいよです。レース場も殺気がみなぎってきました。コースはエントリーナンバー順に一番外側がコバルト・ビッチ・ジョセフ。クサナギくんこと大山くん(梅木の部下)のスピードのでないミニラジで試乗式が始まりました。オッとその時、坂口シャドウがフライング。気持ちが焦っているのか、手元にくるいが見られます。大倉サブマネの手がスタートボタンにかかります。よござんすか、よござんすね。
それではスタート。チカッ チカッ チカッ ブー

オーッとイキナリ坂口シャドウ、コースをはずれました。まだ1mと進んでいません。坂口があたふたしている間にすでに2周目にさしかかった選手が・・・あれは・・・あのメタリックな日本車は・・・タムラッチだ。そしてそれを追いかけるコバルト・ビッチ・ジョセフ(長い名前なのでジョセフと勝手に省略)。追いかける、追いかける。あーついにタムラッチ2位に下りた。3周目にはいり激しいデッドヒートをくり広げるジョセフとタムラッチ・・・。坂口シャドウはまだ1周目・・・。おーっとタムラッチまたも逆転1位に返り咲き。カーブの手前で白い塊がなにやら困っている様子。崎山のグリーン・ティは横転。オットットッ、草野このスキをねらったのに焦って逆走してしまってハチャメチャの3位争い。タムラッチは4周をすぎてすでに5周目。梅木ジョセフは魔のくい込みカーブにはさまって案の定猫の手を借りなければ脱出できない模様。タムラッチのぶっちぎりかと思いきや、今までノーマークだったあのブルーがなんとグングン追いかけて、スタッフ一同目を離しているスキに一番前を独走。「今、テツヤが1位!」と2位の田村選手みずから叫んでくれた。タムラッチいつの間に抜かれたのか・・・。もうあとはバラケちゃって誰が何周目なのかわからなくなってきた。ところで崎山はちゃんと走っているのだろうか。あのブルーを追いかけるタムラッチ。あのブルーは8周目、草野は6周目。タムラッチあのブルーにあと1歩、あと1歩のところで追い越せない。三輪はスピードはあまり出していないのだが、コースをはずすことなくマイペースでただゴールのみを目指している。次のカーブで、あー抜くか抜くかあータムラッチ残念抜けない。また少しはなされた。そしてシャドウ坂口は5周を終わったとこ。ところでジョセフは・・・。三輪10周目、草野8周、その差はかわらず。(お伝えするのを忘れていましたが、このレースは15周完走で終了です。)崎山のグリーン・ティはウンともスンとも動かない。草野9周目に入った。1位との差は1周半に近づいた。坂口は・・・(絶句)。ジョセフはまだはさまったまま。ここからはもうあのブルーとタムラッチの戦い。そしてそれに草野がどうからんでくるか・・・。おーっとジョセフやっと抜け出したかと思ったらまたくい込んだ。カーブコースを走るのはF1には不可のうなことなのか。とうとうグリーン・ティは5周目にしてリタイア、崎ちゃん飲みすぎだったんじゃないの?三輪あと1周でゴール。まだまだ余裕の走りをみせている。あと半周、あと少し・・・・
ゴォール。
おめでとうあのブルー。おめでとうテツヤ。
そしてタムラッチつづいて2位ゴォール。梅木ジョセフ最後の魔のカーブをなんなく通りすぎて3位ゴール。おめでとう。あれマサムネは・・・?コースに赤が見えないが・・・おーっとここへきてピットインだ。どこがどうなのか修理中のスカーレットかがやき。4位と5位を草野と坂口で勝負。「えっオレまだ生きてんの」当然だよマネージャーくん。勝負は9回裏から・・・がんばって15周走るんだよ。草野号のろのろと走り出して12周目。もう誰もジャマする車がいないのでコースをひとりじめ。坂口シャドウ9周目、その差2周と少し。あーっという悲鳴とともに坂口シャドウ激突。草野ひとりコースを走るのは寂しいだろうにくやしいだろうに・・・いや、だけど真剣なまなざしで楽しそう。コントローラーの操作にあわせて少しあけた口をアグアグさせている。草野ラストの1周だ。どうやら崎山号は故障だったらしく、モーター音が止まらない。声だけは大きい坂口の悲鳴がまたひびきわたる。大倉が叫んだ「はぁーい マサムネくん フィニッシュ!」おめでとう。そして坂口シャドウは10周目の前にリタイア。

優勝の声
『あのブルー』三輪テツヤ

ボーリングもだめ、わんこそばもだめ、釣りもだめ、やっときました。
ラジコンならいける。

2位
『タムラッチ』田村明浩

テツヤの底力に負けました。次はこうはいかないと思います。

3位
『コバルト・ビッチ・ジョセフU・S・O』なにわイベンター梅木

調子悪かったですね。みんな僕のにぶつかっていきましたからね。
気持ちはいつでも1位。

4位
『スカーレットかがやき』草野マサムネ

いやぁ、オレはこのくやしさをバネに次のウルフル杯に向けて練習します。
こわれたんだもん途中で・・・。最後まで完走するのがオレの生きざま。

リタイア
『シャドウ』ジャーマネ坂口

まあまあまあ最初から僕はこういう役割に徹しようと思ってましたからね。
いいじゃないですか。みんなが楽しめれば・・・。

リタイア
『グリーン・ティ』崎山龍男

この次は絶対リタイアしない様にやりますんで・・・(ガクッ)。

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