夢結びの雨
1
半時 急なお湿り
朝顔蔓ゆれた
ちょいと可笑しな 雰囲気 相合い傘
寄ってくれなけりゃ濡れちまうよ
傘を握る手 触れたなら
ざぶっと降れ降れらんらんらん
ざぶっと触れ降れらんらんらん
言葉少なに歩けば
夢結びの雨よ
2
夕刻 またもぱらりと
砂利道黒くなる
いまも可笑しな 二人は 相合い傘
慣れぬそぶりで進む道は
毎度見かける 馴染み路地
すべったふりしてらんらんらん
すべったふりしてらんらんらん
つかまる背中あったかい
夢結びの雨よ
3
暮時 雲が途切れて
縁側雨やどり
ちょいとゆっくり 湯飲みに 注ぐ酒
滴照らされて夕日に染まる
さあさ ぐいっといきましょう
さらっと晴れたらるんるんるん
さらっと晴れたらるんるんるん
ちんと乾杯いたしましょう
縁結びの雨に
サビ
宵越し 虫が鳴きやみ
静かな蚊帳の中
ちょいとお眠り 団扇で 扇ぐ闇
いつの間にやら心が通じ
そっと寄り添う 夏の日は
願った通りにるんるんるん
願った通りにるんるんるん
もしや七夕天の川
縁結びの神よ
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